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2024.04.11
英国及びグローバル市場の成長戦略の強化に向けて共同代表制を導入
株式会社ARK(以下、ARK)は、今後の成長戦略の強化とビジネス展開の最適化を図るため、英国と日本に代表を置く共同代表制を導入し、英国ロンドンを拠点とするARK WORLDWIDE LTD.をグローバル本社として、同社代表の栗原洋介がグローバル代表に就任したことをお知らせ致します。なお、日本代表には株式会社ARK代表の竹之下航洋が就任致します。
本体制変更は、英国を起点としたグローバル市場における戦略的な目標の達成を効果的に進めつつ、日本市場での事業成長を両立させることを目的としております。急成長するグローバルでの陸上養殖市場の動向にリアルタイムに呼応し、プレゼンスを向上させることで、ARKの強みとする小型・分散型閉鎖循環式陸上養殖システムを軸とした「マイクロアクアカルチャー*1」の普及と市場での競争力をより一層高めてまいります。
この新たなリーダーシップの下、ARKはグローバル展開を本格化させると共に日本市場での成長を推進し、陸上養殖及び水産業界の発展と課題の解決に向けて一層事業を加速してまいります。
栗原洋介(くりはらようすけ)
1985年生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。ニューヨーク州立大学卒業後、2008年(株)電通入社。2015年より(株)ウフルに参画、海外本社代表としてロンドンを拠点に水産事業に従事。2020年に竹之下、吉田と(株)ARKを共同創業。趣味は、素潜り、ブッシュクラフトキャンプ、ムエタイ。好きな魚はイワナ。
*1: マイクロアクアカルチャー
小型・分散型陸上養殖システムARKを活用した小規模陸上養殖事業のこと。1970年代に英国で始まった「マイクロブルワリー」から着想。小規模生産者がつくる品質が高く、多様性に富んだビールは「クラフトビール」として需要が生まれ、市場の裾野が一気に広がり、様々な関連事業に波及した。小型醸造設備の普及が産業化に拍車をかけた。例えば、地域でつくられる農作物や産品を養殖の行程に用いることで、オリジナルの地魚・自社ブランドを生産する。それらを加工・流通・調理することで、新しい特産物を礎とした新規事業を創成することができる。
ARK(アーク)は「養殖の民主化」をミッションとして「どこでも誰でも水産養殖ができる仕組み」を提供するため小型・分散型のCRAS(Closed Recirculating Aquaculture System)と呼ばれる閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」等の開発・販売をおこなっています。既存の大規模養殖システムとは異なり、小規模な投資と運用で分散型の水産養殖を始めることができます。また再生可能エネルギーを活用することでオフグリッドでの稼働が可能であると同時に、大幅にエネルギーコストと環境負荷を削減することができます。これらのハードウェアに加えて、養殖事業に必要となるリモート管理アプリケーション「STARBOARD BY ARK」、資材や種苗、飼育ノウハウを提供しています。
設立日: 2020年12月23日
日本本社: 東京都渋谷区広尾1丁目7-20
グローバル本社: ARK WORLDWIDE LTD., London, UK
湘南製作所: 神奈川県平塚市東八幡4丁目15番13−1
平塚陸上養殖研究所: 神奈川県平塚市千石河岸57−7
沖縄営業所: 沖縄県読谷村宇座1861
公式サイト: https://ark.inc
連絡先: hello@ark.inc